素人でもプロ並みに撮れる国内レースサーキットにおける撮影ポイントの紹介(岡山・鈴鹿・富士SW・菅生・もてぎ・オートポリス)

流し撮りの基本とシャッタースピード・構図について

①流し撮りって?(スーパーGTの撮影を前提にした説明)

流し撮り=>マシンにピントを合わせ、背景を動かして写真を撮る事
流し撮り例

①-1マシンにピントが合っていて、縁石や背景が流れていますよね。
これが流し撮りのイメージです。
カメラ:Canon EOS Kiss X2
絞り値:f/10
露出時間:1/100秒
ISO速度:100
露出補正:-0.7ステップ
焦点距離:116mm

②どうやって撮るの?

まずは動画を見てください。
②-1 カメラを動かさないで撮った動画

②-2 カメラを車に合わせて動かして撮った動画


違いが判りましたか?
撮影する時には、撮り終えたい場所を考えてそちらに体制を取り、
身体をひねって撮影をスタートさせます。

マシンが来たら
 ①マシンにカメラを向ける
 ②シャッター半押しにする
 ③ピントが合ったら、本押しを続ける


ここで②-1のように、カメラを止めて写真を撮った例が下になります
流し撮り例
流し撮り例
流し撮り例
どうですか?
見事にマシンがブレていますよね!!
背景が止まって、マシンが動いてる感じです。
これでは流し撮りになっていないのが解ってもらえると思います。

それを②-2のイメージでカメラを動かしながらマシンを追いかけて
シャッターを切ると下のような写真が撮れます。
流し撮り例
背景が流れて(縁石がブレて)マシンにピントが合ってますよね
これが流し撮りの基本です。

③背景をどれくらい流すか

露出時間によって難しさも変わる
③-1 シャッタースピードによって背景の流れ方が変わります
◎露出時間:1/30秒
流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/29
  露出時間:1/30秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:113mm


流し撮り例
これはマシンもブレて失敗です(?_?)
マシン速度が速い上に、シャッタースピードが1/30という事なので、
ピントは合わせにくくなります
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/29
  露出時間:1/30秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:113mm


◎露出時間:1/40秒
流し撮り例
マシンにピントが合ってそうなそうでないような・・
メインスタンドがかなり流れている事を解ってもらいたいのでした
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/16
  露出時間:1/40秒
  ISO速度:100
  露出補正:0ステップ
  焦点距離:113mm


流し撮り例
ボンネットにピントが合って流れてる感が出てますよね?
光もだいぶ入ってきてますので、まぶしい感じですが。。
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/13
  露出時間:1/40秒
  ISO速度:100
  露出補正:0ステップ
  焦点距離:113mm


◎露出時間:1/60秒
流し撮り例
1/40も1/60もこのアングルだとあまり変わらないのが解りますね
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/11
  露出時間:1/60秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:113mm


◎露出時間:1/80秒
流し撮り例
ピントがばっちり合うとマシンも綺麗!背景も綺麗です!
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/16
  露出時間:1/80秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.3ステップ
  焦点距離:167mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/18
  露出時間:1/80秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.3ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/20
  露出時間:1/80秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:113mm


◎露出時間:1/100秒
流し撮り例
1/40の写真と比較すると背景の流れ方が少ないのが解りますよね?
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/11
  露出時間:1/100秒
  ISO速度:100
  露出補正:0ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/10
  露出時間:1/100秒
  ISO速度:100
  露出補正:0ステップ
  焦点距離:138mm


◎露出時間:1/125秒
流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/10
  露出時間:1/125秒
  ISO速度:100
  露出補正:0ステップ
  焦点距離:113mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/10
  露出時間:1/125秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:138mm


◎露出時間:1/200秒
流し撮り例
だいぶマシンにピントがあって全体がはっきり見えて、背景が流れてますよね。
ピントが外れているマシンはブレているのが解ります。
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/10
  露出時間:1/20秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/10
  露出時間:1/200秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/11
  露出時間:1/200秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/11
  露出時間:1/200秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:138mm


◎露出時間:1/250秒
流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/10
  露出時間:1/250秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.3ステップ
  焦点距離:138mm


◎露出時間:1/320秒
流し撮り例
タイヤのメーカ(ミシュラン)が見えそうな感じになってますよね。
ホイールもブレがだいぶ少なくなってますね。
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/10
  露出時間:1/320秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/10
  露出時間:1/320秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
縁石の流れもだいぶ少なくなってるのが解りますね
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/8
  露出時間:1/320秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:138mm


◎露出時間:1/400秒
流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/8
  露出時間:1/400秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/8
  露出時間:1/400秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.7ステップ
  焦点距離:138mm


◎露出時間:1/500秒
流し撮り例
縁石や路面が止まってるように見えてきました。動きが無くなってます
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/5.6
  露出時間:1/500秒
  ISO速度:100
  露出補正:0ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/5.6
  露出時間:1/500秒
  ISO速度:100
  露出補正:0ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/5.6
  露出時間:1/500秒
  ISO速度:100
  露出補正:0ステップ
  焦点距離:138mm


◎露出時間:1/640秒
流し撮り例
ここまで来ると動いてるのかの判別がタイヤしか解りません。
マシンははっきり映ってボケもブレも無いので写真には良いかもしれませんが、
迫力には掛けるのかな?
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/6.3
  露出時間:1/640秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.3ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
タイヤメーカも解る勢いです。
ホイールもはっきり数えれます!
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/5.6
  露出時間:1/640秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.3ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/5.6
  露出時間:1/640秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.3ステップ
  焦点距離:138mm


◎露出時間:1/1000秒
流し撮り例
ここまでくると、もう止まってますね。
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/5.6
  露出時間:1/1000秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.3ステップ
  焦点距離:138mm


流し撮り例
  カメラ:Canon EOS Kiss X2
  絞り値:f/5.6
  露出時間:1/1000秒
  ISO速度:100
  露出補正:-0.3ステップ
  焦点距離:138mm



個人的な感想で言えば、1/125~1/250当たりが流し撮りとしては最適なのかもしれません。
流し撮り例
流し撮り例
流し撮り例

④構図を考えてみる

構図は経験が必要だけdコツさえつかめば大丈夫!
④-1 何も考えず撮影すると
流し撮り例
カメラの枠に対して水平になってしまいます。
流し撮り例
これでマシンが真ん中に映れば、日の丸構図という風になってしまいます。
そうなると素人(私も素人だけど)で「始めました!」感が出ちゃいます
だた
流し撮り例
のようにマシンを横にずらして撮影する場合は
あえてまっすぐの方が良い場合もあります

見ているマシンは上と変わりませんが、
流し撮り例
上のようにカメラを斜めにして撮影すると
流し撮り例
マシンが斜め下に向かっていく感じになりかっこよくなりませんか?

このようにカメラを斜めに向けて撮る事でかっこいい写真になり
もう「日の丸構図」とは言わせませんよ!

④-2 あえて路面に対して水平に撮るケース
流し撮り例
!!!これは「日の丸構図」です!
流し撮り例
上のように、後ろ向きで逃げていくシーンや
メインストレートのような道で奥から手前に来る場合
このような場合は、斜めにしなくても奥行きが出てくるので
路面に対して水平でもいいかもしれません

⑤マシンの角度について

④で構図についてお伝えしました。次はその続きですが、角度です
⑤-1 マシンが進む方向について考えた上でカメラの角度を考える
文章で説明するより見てもらうほうが早いので下を見てください。
流し撮り例
流し撮り例
流し撮り例
マシンがどちらに進むかによってカメラの角度を変えることで
マシンの斜め具合が右が下か左が下かになるのが解ってもらえると思います
後ろ向きの場合はその逆ですが基本は同じ

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